昔は、和室の畳を上げて、年2回ほど 庭で天日干したり
お掃除などすることが多かったのですが
最近は、 みなさん忙しく そのようなことも少なくなりましたね。
畳を上げていたのは理由があります。
畳を天日干し〜お日様で干すことで湿気が減り、殺菌効果も期待できるからです。
畳を上げた和室の床の湿気も 窓を開けて風を通すと、よく乾くのです。
というのも、畳の表面材(畳表)のイグサは
空気中の湿気を吸ったり吐いたり
呼吸する天然エアコンのような性質があります。
イグサの内部はスポンジのような構造になっており
「畳1枚でペットボトル1本(500ml)の水分を含むことができる」という研究結果もあります。
和室は心地よい
何だか落ち着く…
その理由のひとつは
イグサが適度な調湿してくれている空間だからかもしれません。
つまり
畳と床下に、多くの水分が含まれていることがあるため
天日干しをすることで「丁度いい水分量」にリセットしていたことになります。
さて本題、
雨の日に畳工事をしない方が良い理由
雨で畳が濡れてしまうからです。
濡れがカビの発生につながるからです。
もちろん雨で濡れたら畳は拭きます。
畳の表面の濡れは拭くことができるのですが
イグサが雨を吸い込んだ水分までは、100%拭き取ることができません。
後日そのイグサが吸った水分が カビの原因となり…
つまり雨の日の工事は
カビが発生しやすい状況なのです。
もしカビが発生しても
慌てず正しい対処をすれば、
全く問題ありませんので ご安心ください。
でもお客様からすれば 「あ!カビが出た!」と驚いちゃいますよね。
逆に、カビが発生するということは
天然の畳の証ですから「間違いない畳」ということです。
ご理解・ご安心ください。
畳はお米と同じ農産物です
たたみ工事のお約束の日、
「今日は雨が降るのか、どうかわからない…」
そんな天候が読めない時は、お気軽にご連絡ください。
「でも、約束の日を変えると申し訳ないし…」
いえいえ、事前に引き上げてきた 他の現場の畳や、
他の仕事がありますので、ご遠慮なさらずご連絡くださいませ。
もちろんお忙しい方も多く、
他の日を調整しづらい方もいらっしゃいますので
雨でも、このことをご理解・ご了承いただければ
その日に工事いたします。
たたみの隙間やへこみ、
たたみダニやカビ、たたみに関する疑問や質問があれば、
いつでもご連絡くださいね。
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受付年中無休あさ8時~よる8時
もちろんご相談は無料です。
畳に関する問題がスッキリ解決した場合など、匿名でブログやホームページなどで紹介させて頂く場合があります。
ご理解・ご了承の程よろしくお願いいたします。
ふすま、障子、壁紙、網戸など、畳以外の住まいのご相談も承っております。
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